2階デッキが開放感を生むコの字形の家| 株式会社 横山彰人建築設計事務所 設計コンセプト


HOME > 中庭のある家 web catalogue > 2階デッキが開放感を生むコの字形の家

2階デッキが開放感を生むコの字形の家

光を透過するグレーチングのデッキを設け、1階にも光と風をたっぷり導く。

写真:中庭のある家の風景

これまでマンション暮らしだったOさん一家は、夫婦と小学生のお嬢さん2人の4人家族。購入した分譲地は北側道路に接する約21坪の細長い土地で、最初から中庭のある家を検討されていました。また、生活の中心は2階というのがご希望で、どちらかというとリビングよりはダイニングを重視したいとのことでした。
そこで提案したのが、建物をコの字形にし、2階のリビングとダイニングを振り分けて、中央のデッキでつなぐプランです。こうすることで、より広く開放的な暮らしが楽しめると考えました。デッキ材には光を透過するグレーチング(鋼材を格子状に組んだもの)を使用することで、1階の中庭や居室にも光や風が届くよう配慮しています。グレーチングのデッキで中庭を2段に活用し、心地よい生活空間を創出しているのです。

写真:中庭のある家の風景

「家族が家中どこにいても、中庭を介してつながっている感じが気に入っています」

O邸の2階、対面式のキッチンに立つと、手前からダイニング、デッキ、その奥にリビングが見通せます。リビングではお嬢さんたちが思い思いに本を読んだりゲームをしている姿が見えたりします。「家族が家中どこにいても、中庭を介してつながっている感じが気に入っています」とOさん。Oさん自身、1階中庭でよくゴルフのスイング練習をするそうですが、2階からデッキ越しに「ごはんよー」などと声をかけられることもあるそうです。将来的には、デッキにガラス屋根をかけたいとのことで、そうすれば、より生活に密着した使い方ができるでしょう。ところで、2階のダイニングとリビングは上部が吹き抜けとなっていて、3階の子供室や書斎などとつながっています。これも家族のコミュニケーションに配慮した設計です。

写真:中庭のある家の風景

Data

◎家族構成:夫婦+子供2人 ◎敷地面積:70.00㎡ ◎述床面積:108.58㎡(1階 23.83㎡/2階 44.17㎡/3階 40.58㎡) ◎構造:木造3階建て ◎中庭のタイプ:屋外(アウターコート)
図面:1階図面:2階図面:3階

間口が狭く奥行きの長い敷地に建つ3階建てのプランです。外部に対してはプライバシーを守るために閉じる一方で、東向きに設けた中庭に対して開くことで、開放的な暮らしが楽しめます。生活の中心は2階で、キッチン・ダイニングとリビングをデッキの両側に振り分けて配置し、デッキまで含めた広がりのある空間を確保しています。家事がしやすいように洗面・浴室もキッチンに近い配置となっています。

12